エネルギー

やさしいエネルギーと環境

世界・日本における
再生可能エネルギーの供給状況

再生可能エネルギーは地域で創出されるため、地域でどのように使うかも重要です。
そこで注目されているのが「マイクログリッド」です。
マイクログリッドとは、地域の中で発電・蓄電・供給をまとめて管理する小さな電力網のことです。
太陽光やバイオマス、小水力などを組み合わせ、普段は電力会社の電気とつながりながら、災害時には地域だけで電気を供給できる仕組みになっています。
岐阜県の恵那市では、再生可能エネルギーと蓄電池を組み合わせたマイクログリッドの実証が行われています。
これにより、停電時でも公共施設や地域の拠点に電気を届けることが可能になります。
マイクログリッドは、再生可能エネルギーを『つくる』だけでなく、地域を守り、支えるエネルギーの使い方として期待されています。

詳しく調べるためのキーワード

●マイクログリッド
●蓄電
●防災

出典・リンク

●中部電力 恵那市内で地域マイクログリッドの運用を開始
●NTTR&D Website マイクログリッドとは?
●経済産業省 資源エネルギー庁 地域マイクログリッド 構築の手引き

砂漠における太陽光発電

世界には、日本とはまったく異なる自然条件をもつ地域があります。その代表が砂漠です。砂漠では、一年中強い日差しが安定して降り注ぎ、雨や雲がほとんどありません。そのため、日本の太陽光発電と比べて、同じパネルでも、より多くの電気をつくることができます。砂埃によって発電効率が低下しますが、自動でパネルを清掃する装置が取り付けらるなど工夫がなされています。
中東や中国、インドでは、街一つ分以上の広さをもつ巨大な太陽光発電所が建設され、数百万人分の電力を賄っています。

詳しく調べるためのキーワード

●太陽光発電
●砂漠
●ギガソーラ

出典・リンク

●World Bank Solar Photovoltaic Power Potential by Country
●経済産業省 資源エネルギー庁 太陽光発電

洋上における風力発電

砂漠が太陽光発電に適しているように、海は風力発電に非常に適した場所です。特に海の上では、陸よりも強く、安定した風が吹き続けます。
イギリスでは、北海を中心に一つの発電所で原子力発電所並みの電力を生み出す洋上風力発電が稼働しています。日本も四方を海に囲まれていますが、海が深く、台風が多いという問題があります。そのため、日本では「浮かべる風車」など、独自の技術開発が進められています。

詳しく調べるためのキーワード

●風力発電
●海上
●洋上
●浮かべる風車

出典・リンク

Global Wind Atlas
●経済産業省 資源エネルギー庁 風力発電
●スマートエネルギーWeek 浮体式洋上風力発電とは?

都市における熱電併給
(コージェネ)(バイオマスの有効活用)

再生可能エネルギーは、発電所がある場所だけでなく、都市の中で「どう使うか」も非常に重要です。その代表例が、デンマークで広く使われている「熱電併給(コジェネレーション)」です。デンマークでは、都市から出る廃棄物やバイオマスを燃料にして、電気と熱を同時につくっています。ここで重要なのは、発電のときに出る熱を捨てないことです。発電のときに出る熱は、地域の家庭やオフィス、病院、学校へと配られ、暖房やお湯として使われています。熱需要の多いデンマークでは、多くの都市が地域暖房網につながっており、熱まで含めてエネルギーを使い切る仕組みが社会に組み込まれています。
一方、日本では、発電の際に出た熱の一部は利用されていますが、使い道が少なく、その多くは、そのまま捨てられているのが現状です。コージェネは、「たくさん発電する」のではなく、「つくられた熱エネルギーを無駄なく使う」ことで、CO₂排出を大きく減らしている点が特徴です。

詳しく調べるためのキーワード

●コージェネレーション(コージェネ)
●熱電併給
●地域冷暖房

出典・リンク

●地域熱供給白書
●経済産業省 資源エネルギー庁 コージェネレーション
●コージェネ財団 コージェネについて

豊富な水資源を利用した
小水力発電

岐阜県は山が多く、川の上流から中流にかけて、高低差のある水路や用水が数多くあります。その河川の流れを利用した発電方法が小水力発電です。
小水力発電とは、大きなダムをつくるのではなく、川や用水路、農業用水など、すでに流れている水の力を使って発電する方法です。仕組みはとてもシンプルで、水が高いところから低いところへ流れるとき、その力で水車を回し、その水車の回転で発電機を動かします。太陽光や風と違い、水は昼も夜も、雨の日も流れ続けるため、安定して発電できるという大きな特徴があります。
高山市や郡上市石徹白地区では、小水力発電を地域づくりや町おこしに活かす取組も進められています。

詳しく調べるためのキーワード

●小水力
●河川・用水路
●水車

出典・リンク

●Forbes JAPAN エネルギー自給率230%を実現。岐阜県の「奇跡の村」
●経済産業省 資源エネルギー庁 水力発電
●スマートエネルギーWeek 中小水力発電とは?
●全国小水力利用推進協議会 小水力発電とは?

温泉を利用した
地熱発電・作物生産

地熱発電は、地下深くにある地球の熱エネルギーを利用して電気をつくる方法です。地下で温められた蒸気や熱水を地上に取り出し、蒸気の力でタービンを回して発電機を動かします。
岐阜県の奥飛騨温泉郷には、地下に豊富な熱エネルギーがあり、ここでは、温泉から噴き出す蒸気を活用し、小規模な地熱発電が行われています。
地熱発電は、温泉と共存しながらエネルギーを生み出すという特徴を持ち、天候に左右されにくく、24時間安定して発電できる再生可能エネルギーです。
また、奥飛騨地域では、温水を利用して、温暖な地域のフルーツや魚なども生産されています。

詳しく調べるためのキーワード

●地熱発電
●温泉
●温泉熱利用

出典・リンク

●経済産業省 資源エネルギー庁 地熱発電
●エネルギー・金属鉱物資源機構 地熱発電とは
●日本地熱学会 5. 地熱資源の利用

廃棄物系バイオマスを原料とする
バイオコークス製造

バイオコークスとは、食品廃棄物や家畜ふん、農業残さなどの有機廃棄物を原料にした固体燃料です。
製造方法はとてもシンプルで、有機廃棄物を乾燥・粉砕し、その後、高温・高圧で圧縮することで、硬くて体積当たりのエネルギー密度が高い燃料に変換されます。
バイオコークスは燃料として貯蔵可能かつ運びやすいという特徴を持ち、県内で排出された廃棄物をいったん固体燃料に変え、地域外の製鉄所など、別の場所で利用できます。
岐阜県では、こうした廃棄物系バイオマスを活用したバイオコークスの利用開発が進められています。
バイオコークスは、「ごみ」を「資源」に変える技術として、再生可能エネルギー社会を支える重要な役割を担っています。

詳しく調べるためのキーワード

●バイオマス
●バイオコークス
●固体燃料

出典・リンク

●経済産業省 資源エネルギー庁 事例集 バイオマス
●経済産業省 資源エネルギー庁 バイオマス発電

地域における電力供給
マイクログリッド実証実験

再生可能エネルギーは地域で創出されるため、地域でどのように使うかも重要です。
そこで注目されているのが「マイクログリッド」です。
マイクログリッドとは、地域の中で発電・蓄電・供給をまとめて管理する小さな電力網のことです。
太陽光やバイオマス、小水力などを組み合わせ、普段は電力会社の電気とつながりながら、災害時には地域だけで電気を供給できる仕組みになっています。
岐阜県の恵那市では、再生可能エネルギーと蓄電池を組み合わせたマイクログリッドの実証が行われています。
これにより、停電時でも公共施設や地域の拠点に電気を届けることが可能になります。
マイクログリッドは、再生可能エネルギーを『つくる』だけでなく、地域を守り、支えるエネルギーの使い方として期待されています。

詳しく調べるためのキーワード

●マイクログリッド
●蓄電
●防災

出典・リンク

●中部電力 恵那市内で地域マイクログリッドの運用を開始
●NTTR&D Website マイクログリッドとは?
●経済産業省 資源エネルギー庁 地域マイクログリッド 構築の手引き